高山病予防投薬:ダイアモックス
- 【商品名】
- ダイアモックス
- 【薬剤名】
- アセタゾラミド
【予防内服】
- 登山前日(高地へのフライト前日)の夕食後から、内服開始
- 1回につき 0.5錠(半錠):1日2回、朝・夕食後に内服(10~14時間ごとに内服)
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標高が上昇するときのみ、予防内服が必要です。
下山時は、内服不要です。 -
高地に滞在する場合、高地を縦走する場合、最初の2-3日で気圧に順応します。
2-3日ダイアモックスを内服した後は(気圧の低い環境に体が順応した後は)、内服終了となります。
【重要なお知らせ】
ダイアモックスは、高山病予防薬として利用されていますが、高山病予防に対しては保険適応はありません。
(自費診療となります)
【副反応】
多尿・頻尿、知覚異常、発疹、日光過敏症を認める場合があります。
特に山岳地帯では、紫外線が強いため、「日焼け」にご注意ください。
帽子・長袖などを利用して皮膚を直射日光からまもり、日焼け止め外用剤の使用を、お勧めいたします。
内服直後に、知覚異常(ピリピリする違和感)を指先や口唇に感じることがあります。
1~2時間で消退しますので、過度な心配は不要です。
ダイアモックス内服後、視界・視野に異常を認めた場合は、内服を中止してください。
【お願い】
予防接種のプランなどに関しての電話対応は、窓口業務の支障となります。
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ふたばクリニック 広瀬久人